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2018/3 オーストラリア弾丸乗り&撮り鉄旅行(5)

(・∀・)

仕事などが忙しかったのと、ブログの更新よりツイッターにぴょこっと投稿する方が圧倒的に手間要らずだという事情により、続編の更新を1年以上サボってしまいました。
2019/7にまたシドニーへ行ったのでその画像をブログに掲載していこうかと思ったのですが、これが中途半端なまま終わっていたので、ひとまずこれだけ〆ておきたいと思います。


メルボルン着は日曜早朝。ただでさえ朝が遅いオーストラリアの日曜日ですが、メルボルンはシドニーよりもっと朝が遅く、電車も人がまばら。シドニーの日曜朝も店は大抵閉まっていますが、電車にはまあまあ人は乗ってるので、都市が変われば生活リズムも変わるのかと驚愕。
バッパーに荷物を預けて、殆ど店が開いていないショッピングモールで暇をつぶしてから街へ出ると、ようやく路面電車が走りだし人通りが見られるようになっていました。

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メルボルンは言わずと知れた路面電車の街。縦横無尽に走るこの街の路面は、なんと世界最大規模だそうで、CBDの本当に中心の部分は大量の路面電車がひっきりなしに通っています。
そんな事情もあるからか、現状郊外電車はシドニーほど都心のど真ん中を走っていませんが、メトロトンネルというど真ん中を縦貫する新路線の建設が進められ、将来的には路面に乗り換えなくとも中心部へ到達できるようになるようです。

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中心部を取り囲むように走るシティサークル系統の路面電車は、旧型車両のみで運転されていました。メルボルンは全然詳しくないのでどんなディテールを持つ車両なのかはわかりませんが、雰囲気はあっていいと思います。

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CBD北側にはこんなモダニズムの塊のような建築物もありました。奥のは中銀カプセルタワーみたいです。シドニーには謎デザインの建物は少なく、歴史ある建物か平凡な高層ビルの2択ぐらいしかCBDには無いので、中々歩いているだけでも面白い。

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翌朝。平日なので路面電車もラッシュを迎え、ものすごい頻度で大量の乗客を乗せた電車が往来します。路面電車がシティのあらかたの部分を走っており、かつトランジットモールになっている個所もあるため、バスは特定の道路しか走りません。
片やシドニーは各地からとんでもない数のバスがCBDへ乗り入れ、どこに行ってもバスを見ないということはまずありえません。バスが集結して渋滞が起きていることもしばしば。シドニーもかつては路面電車の街だったそうですが、それがバスに置き換えられこんな現状になったそうです。

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この日はKooyong(クーヨン)駅のトラムスクエアを訪問。トラムスクエアは普通の電車と路面電車が平面交差する箇所のことで、日本では伊予鉄道に確か現存しているはずです。ここ以外にGlenhuntly(グレンハントリー)駅にもトラムスクエアがあり、そちらは電車側の線路が3線あります。
メルボルンの郊外電車の線路は大概こんな感じで、日本の私鉄路線っぽい雰囲気が感じられます。

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おおお!!!!
都心から10㎞もない場所でこんなのどかな光景が見られるのは、本当にシドニーとは違うんだなと感じさせられます。メルボルンでは踏切撤去と立体化工事が各地で進められていますが、この踏切は路面電車も普通の電車もそれなりの本数が通過するうえ、自動車の通行量もかなり多く、立体化対象の踏切となっていません。

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その後は都心部を抜けていく数少ない貨物・Maryvale paper trainを撮影。シドニーでは貨物列車の運行拠点が全て郊外か貨物線上に移されてしまい、中心部を走る列車は存在しませんのでこういう高層ビルバックでの写真は撮れません。

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昼を済ませたのち、ツイッターのフォロワーさんと合流して色々な場所をご案内いただきました。ここはJacana駅で、標準軌の列車(シドニーやアデレードなどから来る貨物など)がここを走行します。
ここでこの国に来てから初めて警備員に話しかけられてIDを控えられました……。

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さて、CBDに戻り有名なグラフィティを見物に。アングラの極致のようなロケーションですが、一部の場所では何と市が落書きすることを許可しているようです。
正直、公共の空間を汚損しているに過ぎない「落書き」を、アートという大義名分を背負わせて「グラフィティ」という言葉に置き換え、イメージアップを図ろうとしている行為はあまり好きではありません。というよりグラフィティとかいう言葉をスケープゴートに使ってイキってる連中が嫌いです。

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最終日。メルボルン空港を9時過ぎに出る便で帰らねばならないので、早起きしてサザンクロス駅に来たら「The Overland」用の客車が停まっていました。
この後バスで空港へ向かったのですが、渋滞に巻き込まれすごくひやひやさせられたのは今ではいい思い出です。

以上、2018-3の分を取り急ぎ更新してみました。
次回は2019/7分です。
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