-臨14- 東日本大震災の爪痕を見る(2)
前回の続き。
(ご覧になっていない方は是非(1)もご覧ください。「旅行」カテゴリーのページから遡って見ることが出来ます。)
石巻駅前でレンタサイクルを借りて沿岸部と山へ。2時間500円とかなり割高設定になっていた(千代田区の貸自転車並)のはいただけないですが、他にやってる業者も居ないので仕方なくここで借りました。
※この先には被災・復興状況の写真が出てきますので、ご覧になりたくない方は下の追記へのリンクをクリックしないことをお勧めします。
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石巻駅前でレンタサイクルを借りて沿岸部と山へ。2時間500円とかなり割高設定になっていた(千代田区の貸自転車並)のはいただけないですが、他にやってる業者も居ないので仕方なくここで借りました。
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日和山公園までママチャリを飛ばし(時には押しつつ)、汗だくになりながらも無事到着。日和山に行くまでは普通の住宅地が続いており、特に震災で大きな被害を受けたような痕跡も見当たりませんでしたが……

山の頂からは痕がはっきりと分かりました。あちこちに設置された被災前の街の様子を写したパネルが、石巻沿岸部の被害の大きさを無言で、しかし明確に物語っています。

急勾配を下って川沿いに出ると、基礎だけが残った建物跡が大量に見られました。運良く建物が流されず残っていても、ベニヤ板であらゆる間口が塞がれていて人の気配を全く感じないものも幾らか存在。全く人通りも無く虚無な空間でした。

門脇小学校跡。現在は統廃合で門脇小自体が消滅していますが、被災した建物は遺されています。被災者の感情に配慮し校舎には布が掛けられていますが、後に紹介する陸前高田では逆に被災状況をビビッドに伝える為に(?)、被災した中学校が何にも隠されずに遺されています。
門脇小周辺は造成工事が行われており、ここにまた街を再建するようです。

1枚目の写真に写った大きな橋を渡って左岸へ。こちらには水産加工工場などが有ったようですが、流されたものも多数あります。写真のような光景があちこちで見られるほか、道路も至る所で補修・ルート変更工事が行われています。そのためグーグルマップは全くあてにならず、地元住民でもない私は太陽の向きだけを当てにして走っていました。

市中心部に帰ってきました。復興商店街なども有りますが、ここも人通りが有りません。建物等も被災時のまま手入れがされていないものが有り、石巻のような比較的大きな都市でさえ復興が順調ではないことを知らせてくれます。地震が旧市街地の空洞化を一層促進させてしまったのかもしれません。
次はいよいよBRTに乗ります。

山の頂からは痕がはっきりと分かりました。あちこちに設置された被災前の街の様子を写したパネルが、石巻沿岸部の被害の大きさを無言で、しかし明確に物語っています。

急勾配を下って川沿いに出ると、基礎だけが残った建物跡が大量に見られました。運良く建物が流されず残っていても、ベニヤ板であらゆる間口が塞がれていて人の気配を全く感じないものも幾らか存在。全く人通りも無く虚無な空間でした。

門脇小学校跡。現在は統廃合で門脇小自体が消滅していますが、被災した建物は遺されています。被災者の感情に配慮し校舎には布が掛けられていますが、後に紹介する陸前高田では逆に被災状況をビビッドに伝える為に(?)、被災した中学校が何にも隠されずに遺されています。
門脇小周辺は造成工事が行われており、ここにまた街を再建するようです。

1枚目の写真に写った大きな橋を渡って左岸へ。こちらには水産加工工場などが有ったようですが、流されたものも多数あります。写真のような光景があちこちで見られるほか、道路も至る所で補修・ルート変更工事が行われています。そのためグーグルマップは全くあてにならず、地元住民でもない私は太陽の向きだけを当てにして走っていました。

市中心部に帰ってきました。復興商店街なども有りますが、ここも人通りが有りません。建物等も被災時のまま手入れがされていないものが有り、石巻のような比較的大きな都市でさえ復興が順調ではないことを知らせてくれます。地震が旧市街地の空洞化を一層促進させてしまったのかもしれません。
次はいよいよBRTに乗ります。
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