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-臨13- 東日本大震災の爪痕を見る(1)

(・∀・)

2011年3月11日に起きた東日本大震災。この地震は大津波を発生させ、多くの街と人々の安泰な生活を丸々呑みこんでいきました。私はこの地震の影響を受け災害に対するものの見方が変わったことも有り、就職して身の自由が無くなる前に被災地を自分の足で巡って実情を知りたいと考えるようになりました。そういう目的が有ったゆえ、東北地区のローカル線や新潟・高崎地区の115系の葬式も兼ねて、津波での被災地を18切符で周ろうと考えたのです。

このシリーズでは主に太平洋沿岸の都市を訪問した際の記録を紹介したいと考えています。その他の鉄道写真も大量に有りますが、それはまたの機会に持ち越します。


始まりはバスタから。夜行バスを待つ老若男女が入り乱れ、茫然と荷物やイスに座りバスを待っている姿は昭和期の上野駅そのもの。大量の土産を抱えたり、自分のように大容量リュックを担いだりしている人がそこかしこに居ます。
23時40分に新宿を出発。運転手氏が在りし日の関東バスによくいたような、厳ついリーゼントヘアーのおじさんだったので正直不安だったのですが、乗ってみるとかなり運転が上手くサービスエリアでの休憩時以外は余裕で爆睡できました。それに加え今まで好き好んで乗っていたJRバスでは、休憩時には照明が全点灯され大音量で休憩所に着いた旨を知らせてくれるサービスが行われていますが、そういう余計な計らいも無く快適に乗車できたという素晴らしさ。また乗りたいと思えるような経験ができました。

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仙台には5時半着予定のところ、5時に到着。人っ子一人おらず寒い仙台駅前に放り出されてしまったのですが、予定ではここで朝食を摂らないと朝が食べられないことになっているので、散歩も兼ねてあおば通駅の周辺で飯屋を探すことに。
まあこんな時間でも開いてるのはマックぐらいしかないので、そこにしました。


仙台からは仙石東北ラインで石巻へ。東北本線から仙石線に入るところや野蒜付近の新線は見ましたが、その後睡眠してしまい気が付いたら石巻駅に到着する寸前でした。


そのまま下車せずに女川へ。車窓からは万石浦の綺麗な景色が望めましたが、女川駅付近になると一変。旧来の町並みは殆ど見られず新たに造成した街区ばかりが目に入る光景を見ると、ここの地域が如何に津波で壊滅的な被害を受けたかが推察されます。写真は女川駅前から海を望んだ図です。


女川からとんぼ返りで石巻に着くと、駅前には都バスが止まってました。

ここからはレンタサイクルで沿岸部を周ります。続きは次回に。
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