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【2012 夏】「拝島特急」2度目の運行

(・∀・)

8月24~30日の1週間限定で、再び運転された「拝島特急」。前回とは停車駅も変わり、より実験的要素が高い臨時運行となったようです。
この記事では前回とは視点を変えて、8月28日の西武新宿駅でのちょっとした観察の記録+αとしてお伝えしたいと思います。

★参考記事 【RAC】拝島行き臨時特急が運転される(2011年12月)
※記事中に記載している電車の発着時刻は全て西武新宿駅のものです。

夜7時を過ぎ、本格的な帰宅ラッシュを迎えた西武新宿駅。人の波は途絶えること無く、改札を抜けて沢山の人が電車へ向かう光景はいつもと変わらないのですが、改札上のLEDの行先表示機にはいつもと違った見慣れぬ表示が。

西武新宿駅では1番ホームに入線する拝島特急。普段そのホームは朝ラッシュ以外は各停専用同然ですので、夜に、しかも特急が入線するのは大変珍しい事であります。
そして拝島特急が1番ホームに入線するため、同ホームを19:25に各停本川越行が出た後から一時的に各停(19:33発、19:40発)は3番ホーム発着となり、駅構内ではその旨の放送が頻繁に流れだします。


19:33、遅れていた前の各停(折り返し19:33発拝島行)の後追いで、こちらも遅れて拝島特急になる車両の送り込み回送が到着。この日は10112Fというおいしい編成が充当されました。なお上記の通り各停は3番発着なので、普段3番発着となっている急行(19:37発、19:44発)は写真の通り2番ホーム発着に。
ちなみに、送り込みと本運転は共に前回と同じ時刻で運転されました。

運転された7日間に充当された編成は、1~3日目が10101F,4日目が10106F,5/7日目が10112F、6日目が10104Fでした。


到着後3分ほど経ってから客扱いが始まります。前回同様乗車は1・3・5・7号車からのみということで、各号車の乗車口には長い列が出来ています。見た感じ西武新宿からの乗車率は4割弱といった所でしたので、高田馬場からは満席に近い乗車率になったものだと思われます。
なお1番ホームの正面口改札側(JR新宿駅側)には臨時の特急券販売窓口ができ、そこと改札外の特急券販売窓口で乗車券を発売していたようです。

そして19:44、3分ほど遅れて臨時特急は西武新宿を出ました。



それでは考察として、前回と変わった点を中心に挙げていきます。

利用客
前回と停車駅が変わって田無が削除され、代わりに東大和市が停車駅となりましたが、東大和市駅での降車客もある程度見られたようです。運行初日はそこまで乗車率は良くなかったようですが、マニアの方々の記念乗車?を除いても28日時点ではある程度乗車率は高かったものだと推測されます。

料金設定
前回は玉川上水までは350円、拝島までは410円と営業キロ数に応じた値段設定でしたが、今回は全区間定額の350円となりました。スジこそ寝ているもののJRの青梅ライナーは座席指定料金として500円取られるため、もし値段設定がこのまま据え置きになるならばJRにとっては大きな脅威?となるかもしれません。

車両運用
平日・土休日共に、通常の車両ローテーション(夕方以降、4編成使用1編成予備)での予備編成を使用して運行されました。その為初めて一般の特急車が拝島特急として運用入りすることとなりました。
また送り込み回送と本運転は前回同様のダイヤでしたが、南入曽に戻る回送は田無折り返しから上石神井折り返しになりました。そのため戻りの回送は上下方向共に東伏見で退避を行います。

実現の可能性は…?
来年3月、池袋線が東急東横線と乗り入れを始めるのに際し、池袋線だけでなく西武線全線でダイヤ改正が行われるのは必至です。もしかするとその際に拝島線に特急が登場…という算段になるかもしれませんが、現状の車両運用のままでは夜の予備車が無くなるため、池袋線から1編成転属してこない限り万が一の場合運休せざるを得なくなります。利用客はある程度いるので、その辺の問題がどう処理されるかということが実現可・不可の分かれ道になるでしょう。


長々とお読みいただき、ありがとうございました。
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