2011,3,5改正版 新宿線新ダイヤ フライング解説①

▲中井待避の解消で、ノロノロ運転は多少なりとも改善されるでしょうか?
3月1日発売の西武時刻表23号を参考に、現ダイヤとの相違点を解説します。
まずは平日ダイヤです。
多くの電車で、拝島線方面からと所沢方面からの接続での発着順序が変更されたのに伴い、多くの各停・優等列車で種別変更・時刻変更が多く見られました。確かにこれで所要時間が短くなった列車は多数存在していますが、所要時間が伸びた列車も少なからず存在します。
例えば拝島6:43発の急行は、拝島~田無間は現ダイヤ比2分短縮となりますが、最も混雑する田無~西武新宿間は現ダイヤ比2分延長となり結局±0分短縮となります。
②田無準急の進退
また、優等列車の時刻変更に伴い田無始発・田無行きの準急(以下、田無準急)が上り下り1本ずつ削減され、管理人が大変重宝していた田無7:17始発の準急が何と無くなることに。西武柳沢~武蔵関間の3駅利用者は狭山市6:45始発の各停に乗り、上石神井で本川越からのギュウ詰め急行に乗り継ぐクソダイヤへと落ちぶれました。
また、下りは上石神井で唯一解結(10→8両)を行っていた1本が削減され、西武新宿7:37発の1本のみとなります。
その他、長らく1本のみの運転だった上石神井発田無行きの各停が、田無始発の準急用として2本に増加します。
③快速急行 新所沢~本川越間各停化による変化
快速急行(以下、快急)は新所沢~本川越間が各駅停車となりますが、それの煽りで西武新宿~本川越間を通しで運転する各停が完全に廃止となり(日中のみ)、従来の本川越発着の各停は全て新所沢発着となります。また、従来は快急は新所沢で国分寺発着の各停に接続していましたが、国分寺発着の各停は30分時間をずらされた上で運行を継続します。
改正後の快急の所要時間は上り下り共に50分です。
その他、各駅停車の行先変更などが夕方~夜間を中心に幾らかある模様です。
次回は休日ダイヤ版をお送りします。
上記の点以外でお気づきになった事などございましたら、是非コメント欄までお寄せください。